「ものづくりの祭典2024」が開催されます

 

日田市は、農業から服飾まで衣食住のものづくりが行われる町。

年に一度開催されるものづくりの祭典「日田ものづくり探検隊」では、職場見学などのオープンファクトリーが行われ、ものづくり体験や職人直売会も行われます。今年は8月9日(金)・10日(土)・11日(日)に開催されます。

 

夏休み期間に開催されますので、お子様の工作や自由研究を兼ねて一緒に見学やものづくり体験をするのも良いのではないでしょうか。

体験によっては要予約のものもありますので、興味のある方は早めにチェックを!

 

日程:令和6年8月9日(金)-10日(土)-11日(日)

時間:10:00~17:00

メイン会場:日田市民文化会館 パトリア日田(小ホールせせらぎ)

〒877-0016 大分県日田市三本松1丁目8-11 

TEL 0973-25-5000

開催場所:メイン会場&各社

お問合せ:050-1048-7757 (エリアス代行)

 

「ものづくりの祭典2024」の情報はこちらから

日田下駄鼻緒付け体験 休止のお知らせ

ひたりずむの中でも人気の日田下駄職人さんと一緒に作る「日田下駄鼻緒付け体験」が材料不足の為7月~9月の間お休みいたします。

 

10月から再開いたします。

その際はぜひ、好きな台と好きな鼻緒を選んで自分だけの下駄を作ってください。

 

お待ちしています。

 

 

 

薫長酒造(クンチョウ酒造)をご紹介。

豆田町の入口に位置する「薫長酒造(クンチョウ酒造)」をご紹介させていただきます。

『薫長酒造』は江戸期から明治にかけて建てられた酒蔵を活かし、清酒醸造をしています。

正面玄関の横には「杉玉」が置かれており、

昔は携帯など情報発信をするものはなく、この杉玉を置くことで新酒ができたことをお知らせするものだったそうです。

今でもその文化は残っており、新酒の時には新しい青々した杉玉が飾られます。

(色が経年変化していくので好きな色の時に買われる方もいるそうです。)

 

店内に入ると日本酒などの販売のほかに

試飲なども楽しめます。

お酒を飲めない方は、飲む点滴といわれているあまざけなどもございます。

さらに店内の奥に進むと

 

築190年以上の酒蔵の2階を資料館として無料で開放しており、ここでは、江戸時代から昭和30年頃まで実際に使われていた酒造りの道具を展示しています。

是非、日田にお越しの際はお立ち寄りください。

 

ひたりずむの情報はこちらをクリック

「株式会社九州木材市場」の工場見学

先日、福岡県小郡市の方々が、日田市にある「株式会社九州木材市場」の工場見学にお越しくださいました。

九州木材市場では杉、檜、を中心に原木丸太の売買を行い、定期的に競りが行われています。

原木から山、木、流通に至るまでの話を聞いていただきました。

日田市には他に数施設の林業が学べる見学施設がございます。

ご興味のある方はぜひ「ひたりずむ」お越しください。

 

 

日田産業史展が開催中です。

 この展示会では、かつて幕府直轄地であり政治・経済の中心地で あった日田を産業界からの視点で歴史調査を行い、各産業の歴史を一堂に紹介する 日田史上初の試みです。会場では、日田における産業全史を記載した歴史年表や 産業発展の要となった人物や事柄にスポットを当てパネルで詳しく紹介します。 そして今まで公の場に出ることのなかった日田の産業遺産とも言える作品や道具 なども展示します。 日田の文化財や技術が次々と姿を消し、失われつつある産業の歴史を学び守り伝えて いくことで、再興させていきたいという思いを受け取っていただけると幸いです。

 

【日田産業史展】

期間:令和6年3月23日(金)から3月31日(日) 午前10時~午後5時 場所:複合文化施設 アオーゼ 多目的ホール 大分県日田市上城内町2-6

入場料:無料

協賛・後援:日田商工会議所 日田木材協同組合 日田市観光協会 協同組合 日田家具工業会

主催:一般社団法人 日田縣産業振興会

小鹿田焼の里

 

「小鹿田焼の里」をご紹介します。

約300年前に開窯された、「小鹿田焼」は、 全工程昔ながらの手仕事で、陶器づくりを 続けている集落です。 自然と共にゆっくりと歩む、大変貴重な里です。 静かな里のあちこちで響く、「唐臼(からうす)」の 音色は、「残したい日本の音風景100選」に 選ばれています。

小鹿田焼へいくと、本当に心癒されます。 

ぜひ、お時間の許す方はお越しください。

「九州木材市場」の初競りに行ってきました。

日田杉など林業で有名な日田市。

日田木材協同組合、九州木材市場、日田市森林組合、ナンブ木材流通などを中心に新春恒例の初競りが開催されました。

 

※初競りとは

競り(セリ)のやり方

競りは、“はい積み”ごとに入札され、買い方は1立米当たりの価格を値札に書き、競り人に渡します。

競り人は値札の価格を見比べ、最高価格の値札の買い方番号と価格を発表し、落札後の木材には、“はい積み”ごとに落札した買い方の番号が書き込まれていきます。

このように、競り人と買い方のやり取りが何度も繰り返され、次々に落札されていきます。

* 買い方=木材を買う製材所等の関係者  

* 競り人=原木市場の関係者

私は「九州木材市場」の初競りに初訪問。

多くの丸太に囲まれた中で、九州各地の製材業者の方々が、競りかけられた木材を落札していってました。

「九州木材市場」は見学も可能です。(要予約)

原木丸太の売買を行う市内最大の原木市場
杉、桧を中心に樟、松、銀杏、樫などの雑木も取り揃え、定期的に競りが行われています。
約1万坪と広大な敷地の中で山と木について学ぶことはもとより丸太が流れる選木機や 見事なリフトさばきなど見学してみてはいかがでしょうか。

他にも、日田の林業を学ぶことが出来る見学施設がございます。

詳細は下記のひたりずむをクリックでご確認ください。

 

ひたりずむ「産業観光公式ホームページ」

ベトナムの旅行会社の皆さんが日田下駄鼻緒つけ体験にチャレンジしました。

この冬一番の寒気で雪がちらついた12月18日・19日、ベトナムの旅行会社一行14名様が日田市に来訪しました。

今回の来訪は、大分熊本両県へのベトナム観光客の誘致促進を目的に、湯布院、別府、日田、阿蘇、熊本など各地の観光地を巡るものです。

日田市の訪問では、日田下駄鼻緒つけ体験の後、温泉ホテルに宿泊し、翌日は豆田町散策と薫長酒造の見学で、木材の町ひた、歴史の町ひたを感じていただけたことと思います。

18日の日田下駄鼻緒つけ体験では、大分日田げた組合の職人さんの手ほどきで下駄台に好みの鼻緒をつける体験に取り組みました。

まず日田杉製の下駄台を取り、お気に入りの柄の鼻緒を選び、手に取って初めて見る下駄、鼻緒に興味津々。各自テーブルに座りいよいよ体験開始です。

鼻緒つけ体験は、鼻緒のひもを下駄台の穴3か所に通し、ひもを結ぶ作業ですが、サンダルは履いても下駄を履く習慣もなく、ましてや下駄を組み立てるなどベトナムの方々にとっては、皆目見当がつかない様子。

下駄職人さんもことばが通じないものの身振り手振りで体験を進め、全員無事完成。仕上がったマイ下駄を早速履いて試し歩きをしていました。

私、杉丸太郎が「明日は、豆田の散策なので下駄履きが古い町並みに似合いますよ?」と勧めると、「寒いので足袋を買います。」と答えてくれました。

日田の山で育った杉で日田の下駄職人さんと作った日田下駄は、寒い日も足元から木のぬくもりを届けてくれることでしょう。

<技のひたりすむ>

江戸時代、天保年間より受け継がれる「日田下駄」。

切り出してから「輪積み」によって乾燥し、焼きなどの加工をほどこす台は足に馴染み、

心地よさと「粋」が見直されています。

お好きな鼻緒を選んで、職人さんの手ほどきで足にあわせての鼻緒付け。

自分好みをおつくりください。

 

「日田下駄鼻緒付け体験」の情報はココをクリック

全国産業観光フォーラムin北九州

 

少し前のお話になりますが、「産業観光フォーラムin北九州」に参加してきました。

 

北九州を代表する企業の方が、産業と観光についての講演され、大変勉強になりました。

 

全国には色々な形で産業観光というモデルがあります。

 

もちろん、日田市にも山々に囲まれているからこその産業が数多くあり、

 

その産業を次世代へ継承していく、お手伝いが少しでもできれば考えています。

 

これからも日田市「ひたりずむ」を宜しくお願い致します。

聞き書き甲子園の取材を受けました。

「聞き書き甲子園」は、聞き書き甲子園実行委員会(農林水産省ほか)が主催し、“高校生が森・川・海の名人から聞き書きし、その知恵・技を学ぶ”と題し、全国の高校生が森や川、海とともに生きる知恵や技を持つ「名人」を訪ね、一対一で聞き書きし、その成果を発信することを趣旨に、今年で22回目の開催となります。

 

 今回は全国から88名の応募があり、全国各地に出向いて取材を行っており、このうち日田市では、窯元、鵜匠、川猟、林業、木彫、左官、そして下駄づくりの分野の名人8人に四国、九州、沖縄の高校生8名が各々聞き取りに来ました。

 

その中で、10月21日(土曜日)に日田市産業観光”ひたりずむ“で日田下駄鼻緒付け体験を受け入れている大分日田げた組合のうらつか工房の浦塚重行さんの工場に、沖縄県立与勝高等学校1年の大城智聖さんが取材に来ていたので、ペンネーム:杉丸太郎がお邪魔して来ました。

 

 杉丸太郎:大城さん、なぜ取材分野を日田下駄にしたのですか?

 

 大城さん:沖縄には下駄を履く文化がなく、下駄ってどんなものなのか興味が湧きましたので、今回、浦塚さんに取材を申し込み、快く受け入れていただきました。

 

 杉丸太郎:遠いところからありがとう。浦塚さん、取材を受けてどうでしたか?

 

 浦塚さん:まず、“しっかりした高校生だなあ”と好感を持ちました。自分の孫と変わらない年齢で孫に話をしているようでした。今回は2回目の取材で、1回目は9月初旬に来てくれたので、下駄の歴史とか下駄づくりなど、いろいろな話をしました。

 

下駄職人として日々黙々と下駄を作っている浦塚さん。下駄の話しのほかにも、大城さんの進路の話しをしたり、行きつけの店で夕食をとったりするなど、若い訪問者の取材に嬉しそうに答えていたようです。

 

 

この聞き書き甲子園は、このあと提出された作品は、農林水産大臣賞、文部科学大臣賞、環境大臣賞など優秀作品が選考され、作品集の作成、成果発表会、地域発表会が開催される予定となっています。