ひたりずむの会で日田家具衆(ひたかぐら)のお話を聞きました。

新型コロナウィルス感染症により人の行き来が制限されている現状ですが、収束後の工場見学の受入れに向けたボランティアガイドの研修を行いました。

 

8月27日、ひた産業観光ガイド「ひたりずむの会」の例会で、日田家具の若手関係者が集まる「日田家具衆」の活動について、河津啓治座長(日東木工㈱)、中村広樹氏(ベストリビング㈱)から講話をいただきました。

 

講話では、

日田家具衆は、4年前、日田市内で家具づくりに携わる若者衆で立ち上げ、日本の家具業界の発展と成熟を目的とし、さらなる技術の向上と実直なものづくりを伝承しつづけ、人が集まってくるまち「ものづくりの聖地日田」を醸成し、地域の発展に寄与すべく日々活動している集団です。

 

設立当初、まずは国内の家具先進地を見てみようと視察し、産地としての活発な活動に驚き、日田との差にショックを受け、大きな収穫を持ち帰りました。そこから、東京国際家具見本市(IFFT)への出展、工場見学の実施など、国内向けに、市民向けに日田家具の認知度の向上を目指した活動を継続しています。

 

日田家具衆を立ち上げる以前、ある展示会で「MEDE IN HITA」と書いたラベルを付けた家具を展示していたら、「ラベルを外してくれ」と主催者から言われた。今でもその時の悔しさは忘れていない。

いつか「MEDE IN HITA」のラベルを、胸を張って付けたい・・・。

 

お二人の話をお聞きし、日田家具の歴史と、日田家具に寄せる関係者の熱い想いを聞くことができました。