ホームページをリニューアルしました。

昨年4月、家具4社が新規加入したことに伴い、産業観光受入20施設を掲載した「産業観光公式GUIDE“ひたりずむ”第3巻」が昨年12月に完成しましたので、これに合わせ今回、日田市産業観光推進事業“ひたりずむ”ホームページをリニューアルしました。

 

5つのジャンルは、

 

「山と木のひたりずむ」№1~6 資料館、林業会社、製材所、森林組合、原木市場、バイオマス発電

「水のひたりずむ」№8~11 酒造、醸造、料理

「技のひたりずむ」№12 下駄

「家具のひたりずむ」№13~20 家具

「土と水のひたりずむ」№21 窯業

「物語いっぱいのお昼ご飯」№7 食事

 

で構成し、各施設の紹介ページを掲載しています。

このほか、アクセスマップ、モデルコース、自由見学施設、旅行補助金制度を掲載しておりますので、充実した旅行プランにお役立てください。

 

山紫水明の日田。

 

山、木、水、技、家具、土が織りなす産業の ♬ひ・た・り・ず・む♪ に 来て・見て・触れて はいかがですか?

日田木材協同組合が映像ドラマを制作しました。

日田杉資料館と原木市場を運営している日田木材協同組合が「人々の暮らしを支える木材」と題した映像ドラマ(11分30秒)を制作しました。

 

日田木材協同組合の前身である「日田郡木竹商業組合」は明治15年に創立され、昭和22年3月に日田木材協同組合として法人化。

 

現在、市内製材所等50数社が加入する協同組合として、ウッドコンビナート内に社屋を設け、原木市場の運営・製材品の共同販売などと、日田杉資料館(市内南友田)の管理を行っています。

 

林産業にはこれまで“危険・汚い・きつい”の暗いイメージが付きまとってきましたが、映像ドラマでは、機械化が進んでいる現場や若い人材を求めていることなどをPRしています。

日田木材協同組合ホームページ(http://www.hitasugi.jp)でご覧ください。

 

日田ものづくり探検隊 工場見学WEB配信中!

令和元年10月、日田市工業展で工場見学バスツアー「日田ものづくり探検隊」が初めて実施され、次年度以降も工場見学を継続して実施する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の拡大により残念ながらバスツアーを取止め、工場見学WEB配信に切り替えました。

 

年末にホームページ(http//:www.hitamono.com/)を開設し、日田下駄、日田家具、小鹿田焼や伝統工芸、製材所、建築板金、特産品加工など、「衣食住の暮らしが揃う日田のものづくり」の工場見学がWEB上でできます。

 

日田家具衆(ひたかぐら)の活動が紹介されました。

1月15日発行の大分合同新聞GXPRESSビジネス「産業化のヒントは歴史にあり」で日田家具衆の活動が紹介されました。

 

日田は、ソファーなどの脚物家具では全国屈指の産地でありながら、知名度がないのが悩みでした。そこで立ち上がったのが日田家具衆。

 

5年前に協同組合日田家具工業会の若手経営者らが日田家具ブランド化を掲げつくった団体で、歴史に裏付けられた家具生産地日田を「ものづくりの聖地」として認められるための取り組みが続いています。

産業観光公式GUIDE“ひたりずむ”第3巻ができました。

産業観光受け入れ施設全20施設を紹介した冊子「第3巻」が完成しました。

 

これまで、第1巻(平成29年作成)には12施設、第2巻(平成30年作成)には16施設、今回の第3巻は20施設となり、林業、木材、再生エネルギー、製造現場、産業製品などの見学・体験を受け入れる施設が増えています。

 

この第3巻は、施設を5つのジャンルに区分して、その魅力を伝えています。

まず、「山と木のひたりずむ」では、育林、森林計画、原木市場、製材所、木質バイオマス発電所の6施設を掲載し、「植えて、育てて、伐って、活かす」現場の紹介をしています。

 

次に、「水のひたりずむ」では、醸造、川魚料理の4施設を掲載し、水豊かな水郷日田で長年継承されてきた、造り酒屋・味噌醤油屋・ヤマメ料理を紹介しています。

 

続いて、「技のひたりずむ」では、杉製品を掲載し、江戸時代から受け継がれる日田下駄の紹介と鼻緒付け体験を紹介しています。

 

さらに、「家具のひたりずむ」では、家具製造の8施設を掲載し、ソファーやテーブルなどの脚物家具ができるまでの、削り・張り・塗りなどの日田家具の製造現場を紹介しています。

 

終わりに、「土と水のひたりずむ」では、民陶「小鹿田焼」を掲載し、開窯以来三百年、伝統的な技法を今でも頑なに守り、作陶の様子、唐臼の音、登り窯の煙などの風景は、日々の雑踏を忘れさせてくれます。

 

この他、地場産品が一堂に揃った「HITA SHOP」、物語いっぱいのお昼ご飯の店などを紹介しています。

 

あなたは、“ひたりずむ”という響きに何を連想されますか?

日田の自然、歴史、ものづくりに =の~んびりひたる“ひ・た・り・ず・む”= 感じてください。

 

国東市立安岐中学校3年生が日田下駄の鼻緒付けを体験しました。

11月17日 国東市立安岐中学校3年生65名が、日田下駄の鼻緒付け体験を行いました。

 

同校は、新型コロナウィルス感染症の影響で、修学旅行をこの時期に変更して実施することになり、前日は、天ケ瀬温泉に宿泊し、7月豪雨災害の状況を地元関係者に聞き、翌朝は被災した温泉街を歩いて見学。

 

その後、日田玖珠地域産業振興センターに移動し、下駄の鼻緒付け体験にチャレンジ。下駄の台に合う好みの柄の鼻緒を選んだ後、大分日田げた組合の職人さんから手ほどきを受けながらマイ下駄づくりに熱中。

 

出来栄えをクラスメートと語り合うなか、「先生、今から下駄履きでよいですか?」。先生は「・・・・・」。

 

今回、下駄づくりで日田の産業観光”ひたりずむ“に触れていただいた記念に、日田市から校章・校名入りの「日田杉ファイル」を全員に贈呈しました。

 

産業観光ガイド“ひたりずむの会”が、話し方、SDGsを研修しました。

“ひたりずむの会”では、月1回の例会を開催しています。

10月22日の例会は、口演会講師の矢野大和氏による「話し方教室」の研修。ボランティアガイドが見学者に接する際の話し方、態度、心構えについて初心に戻り学びました。

 

矢野氏からは、矢野氏ご本人が人と接する時に心がけていることをお話しされ、最も大事にしていることは、初対面の“第一印象”で、「笑顔で、そして優しい語り口で」対応すること。観光はモノだけでなく、ヒトでもあり、“この人とまた会いたい”と思われること。そして、“人前でしゃべる”では、常に謙虚でること。矢野氏の話しを聞いて改めて、自分の知っている事を知らない相手に伝える事の難しさを感じました。

 

矢野氏の話しは、語り口、テンポ、間など絶妙で、また小噺や体験談をちりばめたお話の組み立てに、いつの間にか引き込まれていた90分でした。

矢野氏からは、「人前でしゃべるということは難しいことで、上達するには“ライブの積み重ね”しかなく、醸し出す個性は、基礎・基本が備わっていることが大切です。日田の産業観光のために皆さんの奮闘を期待しています。」とエールをいただきました。

 

講師の矢野大和氏

 

11月26日の例会は、「持続可能な開発目標=SDGs」について、市環境課職員からお話しを聞きました。

最近、SDGsという言葉を新聞やテレビでよく聞くようになり、産業観光とどう結びつくのかを勉強しようと、今回の研修のテーマとしました。

お話しでは、SDGsは2015年の国連サミットで採択され、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のための2030年を年限とする17の国際目標であることの説明がありました。

では、産業観光受入施設はどのゴールに該当するのかを話し合ってみることに。「木質バイオマス発電所は【NO7・エネルギーをみんなに そしてクリーンに】に該当する。しかし、これだけでなく【NO13・気候変動に具体的な対策を】にも該当するのでは・・・。」との意見。

職員からは、「その通りです。1つのゴールに該当するだけでなく、複数のゴールに関係してきます。日田は森林が多く、いわばCO2をためておく大きなタンクとも言えます。この目標の達成に向けた取組みは、国や企業がするものだと思われるかもしれませんが、消費者である私たちの目標でもあります。日頃からSDGsを意識しながら、地球にやさしい生活をお願いします。」

改めて森林保全の大切さを知り、SDGsは他人事でなく、自分たちも当事者であることに気づかされる研修でした。

 

 

大分県立由布高等学校1年部が産業観光施設を見学しました。

10月29日 大分県立由布高等学校1年部85名が、日田杉資料館・日田木材協同組合木材市場・日田家具展示会の産業観光3施設を見学しました。

 

 資料館では、日田林業の歴史や伐採に使っていたノコなどの道具について説明を受け、館内に横たわる樹齢300年を超える杉の大木5本に乗って「でかい!」の声。

 

木材市場では、杉丸太1立米あたりの市場価格当てクイズで、樹齢約80年の大径木に生徒が2万円の値を付け、市場職員は即「売った!」の声。(通常の市場価格は約1万円)

 

日田玖珠地域産業振興センター2階に特設された日田家具展示会場では、メーカー7社のソファー・テーブルが並び、腰掛けたり寝転んだりして感触にひたり「気持ちいい!」の声。

 

 また、バスの移動中は、産業観光ガイド“ひたりずむの会”メンバーが3台のバスに分乗し、日田の歴史や観光などについて説明しました。

 

 昼食は、寶屋の「きこりめし弁当」。発案した「ヤブクグリの会」会員から説明を聞きながら、木の器を開き、丸太に見立てたゴボウを木ののこぎりで切って口へ、「美味い」の声。

 

 今回、日田の産業観光”ひたりずむ“に触れていただいた記念に、日田市から校章・校名入りの「日田杉ファイル」を全員に贈呈しました。

 

日田杉資料館
日田木材協同組合木材市場
日田家具展示会
日田杉ファイル
きこりめし弁当

日田家具7社の展示会 開催中!

日田玖珠地域産業振興センターの2階で、産業観光受入施設の家具メーカー7社(朝日木工、青栁インテリア、新象、ベストリビング、ヤハタ木工、日東木工、タカセインテリアコーティング)がテーブル、ソファーの展示会を開催しています。

 

この展示会は、「令和2年度 おおいた材住宅ポイント事業」で最大50万円相当のポイントが付与されるため、ポイントで交換できる家具の展示を行うもので、11月15日までの展示となっています。

 

この事業は、県内の新築戸建て住宅で、県産材10㎥以上使用している木造住宅を対象としており、大分県産の家具・木工品、農林水産物と交換できるポイントが30万円から最大50万円相当付与されます。

申込期限は令和3年2月15日までとなっています。

“ひたりずむ企画運営部会”が修学旅行の受入れについて研修しました。

産業観光受入20施設で構成する“ひたりずむ企画運営部会”が、修学旅行の受入れをテーマに、㈱JTB大分支店修学旅行センター 吉川所長を講師に迎え研修会を開催しました。

 

吉川所長からは、最近の修学旅行の動向や、これからの修学旅行に求められるものは何かなどのお話があり、受入れ施設側がハード面、ソフト面でどのような対応をすれば効果的な修学旅行になるのかのヒントをいただきました。

 

特に、コロナ禍で県内小中高校の修学旅行が近場に変更する傾向があること。本質を探って見極める「探求学習」の導入について。工場見学は製造技術を見るだけでなく「働くことの喜びを知ること」など、学校が求める修学旅行のポイントを知ることができました。